「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決議されました!
エチオピアのアディスアベバで開催された、ユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、国指定重要無形民俗文化財「上野天神祭のダンジリ行事」を含む「山・鉾・屋台行事」の代表一覧表(ユネスコ無形文化遺産登録)に関する審議が行われ、現地時間の11月30日(水)20時02分[日本時間12日1日(木)2時02分]に「記載」との決議がなされました。
※文化庁の発表はこちら→https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/pdf/2016120101.pdf
「山・鉾・屋台行事」は、地域社会の安泰や災厄よけを願い、地域の人々が一体となり執り行う「山・鉾・屋台」の巡行を中心とした祭礼行事で、国指定重要無形民俗文化財である行事33件が含まれ、県内では他に「桑名石取祭の祭車行事」(桑名市)、「鳥出神社の鯨船行事」(四日市市)が含まれています。
「山・鉾・屋台行事」は現在登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」(京都府)、「日立風流物」(茨城県)に他の「山・鉾・屋台行事」を合わせた33件の行事を構成要素として、グループ化し、拡張提案したものです。
「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)にあたっては、日本政府からユネスコへ、平成26年3月に国指定重要無形民俗文化財である行事32件を提案(平成27年3月に行事1件を加え、33件として再提案)したもので、平成28年10月31日に、ユネスコ評価機関から、ユネスコ無形文化遺産への登録(代表一覧記載)が適当との勧告が発表されています。
今回の登録により、ユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)の日本の登録件数は21件になります。
★詳しくは伊賀市HPをご覧ください。