伊賀路を旅した証に、あなただけの俳句にして、思い出を残しておきませんか?
今、あなたは漂白の詩人
季節を伝えてくれるのは、花や草、木々の色づき、小鳥のさえずりや虫の声…これは自然のいざないです。
町は季節によっていろんな顔を持っています。
祭、食べ物、装い…これは文化や文明によるものです。
自然と文化や文明がかみあって、その町ならではの風物を醸し出しています。
レッツ チャレンジ ザ 俳句
俳句は五七五の十七音で構成される世界で最も短い詩です。
俳句を作ってみましょう。むずかしく考えないで、慣れることからはじめます。
「俳句の三要素」とは?
- 定型ー五音/七音/五音が基本です
この構成は、日本人の耳にこころよくひびく形式です。 - 季語(きご)ー四季おりおりの季節感をあらわすためによみこむことばです。
季語は、季節感や連想力を持っているので、重要なポイントです。 - 切字(きれじ)ー俳句に暗示性と調べをあたえる。
例えば:「や」「かな」「けり」など。
句の中途や終わりに使ってひろがりや情趣、独立性をあたえることばです。
ワンポイントアドバイス
- 文語(文章を書くときのことば)表現でも、口語(話しことば)表現でもよいが、まじり合うのはよくない
- 同様に歴史的仮名づかいでも、新仮名づかいでもよいが、まじり合うのはよくない。
- 音数の数え方
〜例えば〜- コーチ(3音) →コ(1音)ー(1音)チ(1音)
- 車中(3音)→しゃ(1音)ちゅ(1音)う(1音)
- 十中八九(7音)→じゅ(1音)っ(1音)ちゅ(1音)う(1音)は(1音)っ(1音)く(1音)
※小さい「っ」は1音です
- 1句に季語1つ。
- 1句に切字1つ以上使わない。
- 感動したものをよむ。
- 原因や経過をよまず、結果のみよむ。
- 無駄なことばは使わない。
- ひとり合点の表現はダメ。だれがみてもわかる。
- 抽象的でなく具体的によむ。
- 1句に動詞はひとつが望ましい。