忍者との関わり
真言宗豊山派寺院。第一次天正伊賀の乱で滝三河守保義が織田軍を攻め、榊原で柘植三郎兵衛の首級を挙げたが戦死し、実弟の宥海法印によって供養される。
由来
青山連峰の西麓に在り、上津谷の上限にある七堂伽藍の壮麗な禅寺であったが、天正年間の兵火にあい焼失した。大和牛ケ峰弘法大師旧跡に住したる宥海法印が後に故郷菩提寺の破滅を知り、本尊及び宝物等を当地に持ち帰り一寺を建立、真言宗に改む。文政十年再び災難にあい本堂、庫裡、その他客殿土蔵皆灰燼する。本尊及び宝物等難をのがれ今に保存す。滝仙寺は伊賀四國八十八ヶ所の関所として伝えられ、又子授け地蔵尊として有名で、参詣人も多い。寺庭には、県重要文化財石造九重塔(南北朝期作)及び三密の松、広葉杉(三重県百選)がそびえている。
(由緒記ほか より)
滝仙寺データ
本尊
立江延命地蔵尊
県指定文化財 石造九重塔
県指定文化財 絹本著色大威徳明王像
市指定文化財 如意輪観音画像
市指定文化財 石造五輪塔
市指定文化財 五鈷杵
季節の花木
市指定文化財 滝仙寺の松
住所 | 〒518-0201 伊賀市瀧236 |
---|---|
連絡先 | 0595-52-1568 |
受付の目安 | − |
ご朱印のいただき方 | 略式(セルフ式) |
ご朱印料 | 200円 |
代表的な周辺名所・史跡等
- ツツジ群生「青山高原」
- 「青山高原ウインドファーム」